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梨花を捕らえるため、再び追跡を開始する山狗部隊。 圭一たち部活メンバーは入江につけられていた発信機を逆手に取り、 山狗部隊の大半を裏山に誘い込む。 作戦は功を奏し、山狗は沙都子のトラップに易々と翻弄されるのであった。 一方、別働隊として富竹を救出するため診療所に向かった赤坂たちに 迎撃システムの毒ガスの脅威が!?タイムリミットまであと2分。打つ手はあるのか…?
必死の抵抗も空しく、富竹は山狗に拘束されてしまった。 入江は圭一たちに急を知らせるべく診療所から脱出を図るが、 追撃を受け、車ごと谷底に落ちてしまう。 そこへ偶然通りかかった詩音と葛西に助けられ、 部活メンバーの隠れる園崎家の地下祭具殿へ辿り着くが、 山狗にその場所を知られてしまった! 小此木率いる精鋭部隊による制圧作戦が始まり、次第に追い詰められていく圭一たち。 このまま全員が捕まってしまうのか…!?
運命の日、綿流し当日を告げる朝陽がまさに昇らんとする刻。 勝利を確信した鷹野の元に突如、死後48時間を経た梨花の死体が発見されたという 緊急連絡が入る。 女王感染者である梨花の死、にも関わらず雛見沢が平穏なのは何故か!? 大混乱に陥る鷹野、そして山狗部隊。 しかしこれこそ部活メンバーの考えた秘策、そして大石の協力の証だったのだ。 プロの特殊部隊を相手にどこまで騙し通せるのか? 自らの人生をも賭した大石の一世一代の大芝居が、いま、幕を開ける…!
惨劇をくい止めるために必要なのは、全員の結束。 一人でも欠けてはならない…それが過去の世界で梨花が学んだ全てだった。 梨花は富竹と入江に対し、陰謀の裏側に鷹野がいる可能性を指摘する。 そこへ大石と赤坂も現れる。赤坂との再会を喜ぶ梨花。 さらに真相を知らされた部活メンバーも快く協力を誓う。 いよいよ頼もしい仲間たちが揃った!そして皆が考えた奇策とは… 果たして、鷹野の計画を阻止する術はあるのか!?
再び巡る昭和58年6月、圭一に続いて転入してきた「古手羽入」。 過去の世界でずっと逃げ続けてきた羽入が、梨花と共に運命に立ち向かう決意をしたのだ。 部活への入部を志願した羽入は、晴れて部活メンバーの一員として迎えられる。 一方その頃、警視庁公安部には一人前の刑事に成長した赤坂の姿があった。 新しい世界で、何かが変わろうとしている…ところが梨花の様子がおかしい。 前の世界でついに知った「敵」を忘れてしまっていたのだ…!
昭和57年、6月。 沙都子と叔母の確執に悩む悟史。 沙都子のために「部活」を提案する魅音。 茨城から雛見沢に戻り、新しい生活を誓うレナ。 4年目も起きてしまった、連続怪死事件…“オヤシロさまの祟り”。 その直後、悟史の様子がおかしくなる。彼の“転校”の真相とは… そして昭和58年。役者は揃い、雛見沢に「新しい風」が吹き始める!
昭和55年、綿流しの日。沙都子は”事故”で両親を失ってしまう。 一方、その翌年にかけて、入江機関で行われていた雛見沢症候群の研究は 「女王感染者」古手梨花の協力により、目覚しい成果を上げていた。 ところがその研究に梨花の母が反対し始め、梨花の協力を得られなくなった研究は頓挫してしまう。 そこで失意の鷹野がとった行動とは…。
様々な人々の思惑を含んで雛見沢に設立された入江機関=入江診療所。 ダム計画を巡る村人どうしの対立、その矢面に立ってしまった北条家。 沙都子と叔母の不仲の狭間で苦しむ悟史。 行き詰る「雛見沢症候群」の研究。 そして、一年目のバラバラ殺人の発生。 いよいよ“オヤシロさまの祟り”と呼ばれる連続怪死事件が幕を開ける…
逃走に失敗した美代子は施設の職員によって捕まり、凄惨な拷問にかけられる。 しかしそこへ、高野一二三が美代子の養育者として名乗りを上げたことで事態は一転する。 無事に引き取られた美代子は一二三の研究の手伝いをしながら平穏な日々を送るが、 やっと手に入れた人並みの幸せも、そう長くは続かなかった…。
昭和五十八年の雛見沢を巡る運命。 それは幼き日の鷹野三四と、雛見沢症候群の研究者・ 高野一二三との因縁からすべてが始まった。 終戦間もない昭和二十年代。 田無美代子は両親の突然の事故死により、施設で地獄のような生活を強 いられていた。 その状況から逃れるため、美代子は友人達と施設脱走を計画するが…。
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