『赤坂が何をしてもしなくても、 ダム計画は今年で終わりになってしまうのです… もう決まっていることなのですよ…』
…昭和53年6月。
時の建設大臣の孫が何者かによって誘拐され、 東京の公安調査庁から一人の新米調査官・赤坂が 雛見沢へ派遣された。 赤坂はそこで、一人の不思議な少女・梨花と出会う。
そして現地のベテラン刑事・大石の 協力を得て 調査を進めるが、 一見どこにでもある長閑な村に見えた雛見沢の“深部”が 見えてくるにつれ、事件は意外な展開に…。
『この事件、もしかすると 私達が考えてる以上のチカラが… いや、組織が動いているのかもしれませんよ…』
…誘拐された少年の手がかりが見つかった。 その都合の良さに胡散臭いものを感じながらも 救出に向かう赤坂と大石。 大立ち回りの末、救出に成功した二人だったが、 犯人は取り逃がし、赤坂も銃で撃たれ負傷してしまう。
そして事件の解決を待っていたかのように 雛見沢ダム計画は凍結され、 同時に反ダム闘争も終結を迎えた。
だがそのウラには…